-令嬢 政略結婚- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
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検索結果:706 件
ケイトリンはシャンズ子爵家の令嬢。
婚約者のウォレンはダンバー伯爵家の次男。
二人の婚約は、鉄道路線を開通させるための政略結婚だった。
だが、婚約者のウォレンが、ウォレンの兄ジェイムズの婚約者アンバーと共にいなくなった。
それは、ウォレンとアンバーの結婚式当日の日。
ミドルトン侯爵家の寄子であるシャンズ子爵家に打診されたら、断れない。
結果、ケイトリンは急遽ウォレンの兄、ジェイムズと結婚することになった。
捨てられた二人が、手を取り合うまでのお話です
最終更新:2023-03-08 08:00:00
15124文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:9974pt 評価ポイント:8784pt
14歳で政略結婚の為、イモーレル国王のもとへ嫁いだ大富豪ミデッチ家令嬢クランベル。夫となった若き国王イオバは、前王の遺言により彼女を王妃として迎えるが不本意だった。婚礼後、用は済んだとばかりに、彼女が祖国から連れて来た使用人4名と共に離宮へと追い払った。クランベルが連れてきた使用人達は獣人達で、それがイオバの不評を買ったのだ。イモーレル国では獣人に対する偏見が強く忌み嫌っていた。
それから6年。名ばかりの王妃として存在するだけのクランベルに突如、災難が降りかかる。国王の
イオバが寵愛していた側室が亡くなり、その容疑者にされてしまったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 11:17:41
106880文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:352pt 評価ポイント:184pt
付き合っていた相手に裏切られた女騎士の男爵令嬢ホリー。気づくと約百年後の同じ国に転生していた。今世は伯爵令嬢でシェリルという名前になったホリーは、社交界から離れたい一心で、修道女になる事を夢見る。しかし自領に不幸が襲い、早急にお金を得るため侯爵家へ嫁ぐ事に。政略結婚をした相手は、前々からシェリルに付きまとっていた遊び人で有名な侯爵令息だった。
最終更新:2023-03-01 19:00:00
497244文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
フィリーネ18歳は、次期侯爵で王宮魔導士のフォルクハルト25歳の元へ嫁ぐが、お飾りの妻であることにストレスを感じ、ある日倒れてしまったことで前世の記憶が戻る。
前世の彼女はフォルクハルトを推すオタク女子だった。
ここがスマホアプリの世界だと知ったフィリーネは、妻として愛されることは諦めて彼を全力で推そうと決意する。
最終更新:2023-02-28 12:11:04
139707文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:32304pt 評価ポイント:19976pt
ニアミレッラは侯爵家の長女である。ただし、二つ下の妹が社交界の華として有名なのと反対に『呪われた令嬢』と呼ばれていた。というのもニアミレッラは肌に黒いブツブツが出来ており、それが不気味だと呪いだと噂されていたのだ。
そして親が見つけてきた婚約者は妹に取られて婚約破棄された。
両親からも疎まれているニアミレッラは、婚約破棄後辺境伯の次男に嫁ぐことになった。完全な政略結婚であり、ニアミレッラは期待していなかった……のだが。
「可愛いな!」「!?」
初対面から、夫は歓迎ムードだ
った。というところから始まる政略結婚のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 20:26:41
106362文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:7402pt 評価ポイント:4778pt
作:一ノ瀬るちあ/エルティ
異世界[恋愛]
短編
N2719IC
彼のすべてを否定して差し上げることにした。
最終更新:2023-02-26 12:04:44
4695文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:16812pt 評価ポイント:15382pt
両親の愛を妹にすべて奪われたその日から、長い白銀の髪で顔を隠し、部屋に引きこもり本ばかり読んで生きてきたフランクリン男爵家の長女アイリス。
ある日、世間で「美しき死神」と噂されるブラックリー公爵からフランクリン男爵家に求婚状が届く。
美しい美貌を持ちながら、この国の裏社会を牛耳っており、金のためであれば、どのようなあくどいことでもやると恐れられているブラックリー公爵。
不興をかったら殺される可能性があるからと、アイリスが婚約者として差し出されることに……。
「お父様、お母
様、最後まで、愛していないことをわからせてくれてありがとうございます。
おかげで吹っ切れました。
何があっても、殺されても、私の人生これからは自由を選びます。」
最後まで両親から愛されなかった引きこもり令嬢のアイリスが、自由に生きることを決めたその日から、拝金主義者だったはずの公爵は彼女に振り回され、愛を知っていく。
「金より大切なものなどなかったはずなのに……俺の負けだ、アイリス。君を愛してる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 07:32:48
25904文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:144pt 評価ポイント:34pt
作:やまだ ごんた
ヒューマンドラマ
短編
N9040IB
伯爵家の令嬢ヘンリエッタは、侯爵家のローガンと婚約している。
女中のリリアはヘンリエッタ付きの女中に引き上げられ、お世話をするようになったのだが、雲の上の存在であるヘンリエッタを前にすると緊張してしまう。
そんな時にリリアは同僚から「婚約破棄をされて断罪された悪役令嬢の話」が流行していると聞いて恐ろしさを感じる。
その話はヘンリエッタの耳にも入っていて、リリアはヘンリエッタから意外な事を聞かされる。
最終更新:2023-02-17 17:06:24
18043文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:854pt 評価ポイント:770pt
「アリスレィア。君との婚約は解消だ! 僕はもう君の顔なんか見たくない。とっとと荷物をまとめて王宮から下がるといい!」
いきなり。そんなふうに怒り出す王子ラクラス。
でも事はそう簡単では無いはず。
と、反論するアリスレィアに顔を真っ赤にして言い放つ王子。
「ふん! もう君がそんなこと心配する必要なんかない! 大丈夫さ! 公爵家にはちゃんと替えがいるじゃないか! 僕は君との婚約は破棄し、妹のマリアベルと婚約し直す! それなら父上も母上も承知してくださるさ!」
「殿下は、マリアベル
を愛していらっしゃるの、ですか?」
そう尋ねるアリスレィアに、
「ああ。僕は、真実の愛を見つけたんだ。それに、彼女はお前みたいなぽんこつじゃない、真の聖女であるからな!」
と、怒鳴り返した王子。
そっか。
あたしはもういらないんだ。
今まで頑張って厳しい妃教育にも耐えてきたけど、その努力もみんな無駄になったんだ。
そうとぼとぼと王宮を後にする彼女。
魔力のない出来損ないのアリスレィアは公爵家でも邪魔者でしかなかった。
しかしそんな彼女に訪れた転機。王家から打診された王子との婚約に。
可愛いマリアベルが嫌だと言っているのに。
いくら国内融和、政治的な安定のためとはいえ、可愛い娘を人身御供にはできない、と。
そう言う父公爵によって王宮に差し出されたアリスレィア。
「お前をとっておいて良かった。役に立ったのだからな」
それが父からかけられた最後の言葉。
結局。
大人になって王妃になりたいと思うようになった妹によって自分の立場はまた無くなった。
王都を追放され、北の果て、辺境の地にある修道院に送られる道中、野獣に襲われたところを助けてくれたのは金色の美丈夫だった。
■
前世の記憶を取り戻し、真の聖女として覚醒したアリスレィア。
前世の契約者、精霊王マクギリウスに求愛され!?
果たして彼女は幸せを掴めるのか。
虐げられてきたぽんこつ聖女が真の聖女となって幸せを掴むおはなしデス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 18:03:50
7632文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:488pt 評価ポイント:374pt
顔も心も醜い公爵令嬢ユリーカ。彼女は歴史上では妹との決戦の末に見るも無残な焼死体となって幕を閉じる運命にあった。
誰しもがそうあざ笑う女に対し、1週目の歴史の記憶を持つ一人のしがない兵士だけは、最期まで味方したのであった。
最終更新:2023-02-12 00:15:03
19249文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:352pt 評価ポイント:288pt
絶対に叶わぬ恋をしたランベール。そんな彼は自分を慕ってくれている令嬢と政略結婚することになった。自分の想いとどう折り合いをつけていくのだろうか?
オルタンスが慕っている人には、ずっと想い続けている相手がいる。それでも彼が自分のもとへ来てくれるからそれで十分だった。
政略結婚ではあるが、婚約者にずっと恋慕していたシャルル。しかし結婚後、妻から「貴方との結婚はビジネスのようなもの」という言葉が返ってきた。シャルルの妻は一国の君主、つまり女王なのである意味仕方がないもの。しかし彼は
妻へ愛を伝え続けた。
政略結婚した夫から真っ直ぐな愛を伝えられたルナ。最初は戸惑ったものの、彼女の心には変化が生じた。ルナは結婚後に愛を知り、そして夫に恋をするようになった。
これは花と香りに関する4人の物語。
過去作と繋がりは少しあります。
全4章+エピローグ
前半2章は切な目ですが救いはあります。
後半2章は甘々の予定です。
加筆や修正をしながら連載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 18:22:50
56163文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:368pt 評価ポイント:270pt
思いがけず王太子の婚約者になった公爵令嬢のフェリシティは、淑女教育の総仕上げの軽い気持ちで、貴族学校に入学する。同時期に入学した王太子は彼女をそっちのけで、男爵令嬢で聖女のアイビーとの恋にのめり込む。所詮は政略結婚。当然嫉妬心などおこるはずもなく、二人とは距離をとろうとするも、敵もさるもの。何かにつけて悪者に仕立てようと絡み、遂に婚約破棄を宣言される。
恋心など1ミリもないけれど、だからといってやられっぱなしではいられない。公爵令嬢の権力と人脈をフル稼働し、反撃を決意する。
もちろん、相手が望む悪役らしく。
いわゆる『ざまぁ』に挑戦してみました。
連載ですか、コンパクトにまとめるつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 21:43:00
42285文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:1502pt 評価ポイント:1130pt
夜会の場で婚約破棄をしようとした王子だったが、突然しゃがみこんだ後、別人のように婚約者に愛を囁く。その異変のわけには幼少期の婚約式でかけられた魔法があった。
最終更新:2023-02-04 21:16:55
2699文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:1514pt 評価ポイント:1430pt
作:来住野つかさ
ヒューマンドラマ
短編
N3426IB
シンシアは静かに怒っていた。目の前の男が、『自分と婚約した暁には浮気を了承し、婚姻後、伯爵家の仕事は全て君に任せたい』などとふざけたことを言ってきたからだ。たしかに私は『聞き上手令嬢』と呼ばれ、人の話をよく聞きますが、何でも言うことを聞くとは言ってませんけど? 反論しようにも、先に話すのは僕だ、と言って悦に入った顔で滔々と戯言を述べている男は止まらない。次のターンでは絶対反撃してやる! あの方が来る前に······。※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。
最終更新:2023-02-03 18:57:48
4986文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
気弱でおとなしい伯爵令嬢は、本人の意思とは関係なしに祝福されない政略結婚を余儀なくされた。
あるご婦人は、令嬢を思いやり憤った。ある令息は、令嬢にお門違いな怨嗟を抱いた。あるメイドは、令嬢の意思とは関係ない政略結婚に、はらわたが煮えくり返っていた。
当の伯爵令嬢は、密かに結婚を待ち焦がれていた⁉どうやら彼女には何か狙いがあるようで……。
おとなしい令嬢の仮面を被った令嬢は白猫を求めて、政略結婚もなんのその。
これは、白猫を追い求める令嬢の物語。
最終更新:2023-01-31 23:59:11
18826文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:50pt
マルタ・サンティス公爵令嬢は、美形で女性にだらしない王太子の婚約者。貴族学園時代から数々の浮名を流していた王太子だったが、国王陛下が厳しいため婚約破棄はなかった。
結婚後は立場への責任感から落ち着くかと期待したものの、案の定、男爵令嬢への浮気が発覚した。
裏切られたマルタは、厳しい王妃教育で徹底された気高い倫理観をかなぐり捨て、悪女となってでも、自らの幸せを手に入れることを誓う。
結果、王太子と男爵令嬢は無残にも断罪され、マルタは王太子妃として溺愛される幸せな日々を手に
入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 19:41:22
13805文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:3584pt 評価ポイント:3070pt
「お前は公爵家である私の婚約者でありながら、令嬢としての責務を放棄したことを認めるか?」
エメリーヌ・フィネルは唐突に婚約破棄された。
婚約破棄の理由は令嬢としての責務を果たしていないこと。
この世界では『令嬢魔法』と呼ばれる、貴族の特権とも言える魔法が存在する。しかしエメリーヌには令嬢魔法の才能はなく、それゆえ周囲から白い目で見られていた。
幼少期から婚約者として添い遂げてきたアンドレに婚約破棄されるも、彼女は仕方のないことだと諦めていた。しかし王命により、彼女に新たな面
談が舞い込む。
それは『無情公爵』との婚約であった。
『無才』令嬢と『無情』公爵の二人が描く、小さな愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 14:12:09
66809文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:6120pt 評価ポイント:4502pt
「俺が君を愛することはない。離縁したいなら、いつでもかなえてやる」
伯爵であるヴィンセントのもとに嫁いだエリカが最初に聞いたのは、そんな言葉だった。この結婚は政略結婚で、ヴィンセントにはあまりいい噂がない。エリカはそれらのことを了承した上で、ヴィンセントのもとに嫁ぐことを受け入れていた。
しかしそれでも、いきなり拒絶されてしまっては辛い。エリカはどうにかしてヴィンセントに近づこうと頑張るが、全て空振りに終わってしまう。
すっかりしょげてしまった彼女は、とぼとぼと屋敷の近
くの森に足を踏み入れた。そこで出会ったのは、幻獣と呼ばれる珍しくて不思議な生き物だった。そうして、彼女は気づいた。なぜか自分が、幻獣と話ができるのだということに。
彼女は幻獣たちと心を通わせ、悩みを相談するようになる。幻獣たちは、エリカとヴィンセントの関係を何とかしようと、大張り切りで首を突っ込んできた。
これは、ちょっと気弱で懸命な令嬢と、とても不器用で誠実な青年と、二人を見守るふわふわの生き物たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 12:18:12
135839文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
第一王子ブラッド・グレンヴィルは無能だ。良いのは顔だけのブラッドが王太子なのは才色兼備の婚約者ローズのおかげなのは周知の事実。
そんなブラッドが卒業パーティで騒ぎを起こし始めたとき、みんなとうとうやらかしたかと思っていたが、どうやら想像していた方向には進まないようで……?
最終更新:2023-01-25 19:07:54
13687文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:6202pt 評価ポイント:5448pt
かつて、大陸の沖に、島全体を領土とする小さな王国があった。
大陸では大国がせめぎ合う中、小国でありながらも長らく独立を保っていられたのは、争い事を好まぬ国民性と王族の持つ魔力の高さにあった。島は美しい花々が咲き乱れ、珍しい鳥達が舞い、楽園と称された。
大陸と島の王国達は互いに不可侵条約を交わしていたのだが、ある時、島に一番近い、大陸の中でも屈指の大国が島を攻めた。個々の王族の魔力は高いといえど大国の軍事力を前に呆気なく王国は滅んでしまった。
そんな王国の生き残りの王女様が
一族の復讐を果たすおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 22:14:37
7550文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:432pt 評価ポイント:400pt
◆[オリヴィアの事情]
十年前、十七歳だったオリヴィアに婚約者が言い放った。
「君との婚約を破棄させてもらう!」
彼の背後には、こちらを見て震えている可憐な令嬢の姿が。断罪されたオリヴィアは、国を追放されてしまう。
時は流れ、現在、二十七歳。夫になる予定の彼が、出会った日にこんなことを言ってきた。
「君を愛することはない」
◆[彼の事情]
ゲイの兄が世間体を取り繕うため、この世界の常識では行き遅れの部類に入る、二十七歳の伯爵令嬢と結婚することになった。彼女は元悪役令嬢で、
断罪・婚約破棄された過去を持つという。
しかし花嫁が到着する前に、兄が事故で死んでしまう。これにより公爵家の嫡男に繰り上がった十九歳の弟は、とばっちりでこの女性と結婚する破目に。げんなりするが、法律上の問題でどうしても断ることができない。ところが公爵家にやって来たのは、二十七歳とは到底思えぬ、可愛らしい童顔の女性で――……
昔訳あって悪役令嬢を演じていた二十七歳の女性と、八歳年下の麗しき公爵家令息との、同居から始まるジレジレでキュンな恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 20:36:56
147184文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:44984pt 評価ポイント:33958pt
魔法大国オルヴァン。
四度目の婚約破棄をされた侯爵令嬢エルネスタは、国王からもたらされた縁談により、ヴィンフリート・ヴァレンシュタイン中将と結婚する。
しかし結婚式以降、夫から避けに避けられ、夫婦らしい時間は皆無という状況にエルネスタは我慢の限界だった。
そんな彼女に追い打ちをかけるような出来事が起こる。ある朝家にやってきた見知らぬ女の子が、ヴィンフリートに抱きついてこう言い放ったのだ。
「お父さま、会いたかった!」
隠し子騒動勃発……と思いきや、彼女はエルネスタのことを
『お母さま』と呼び、『未来のお父さまとお母様はとってもラブラブなんですよ!』と言い出して――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 18:54:56
31250文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:4454pt 評価ポイント:1876pt
「……愛なんてものは、もう懲り懲りなのです」
初恋の相手である王太子に、他に愛する人ができたという理由で婚約を破棄されたクローディア。心から恋い慕う王太子のため、周囲からの求めに応じて心を殺し、気高く美しく微笑んでいた彼女が最後に望んだことは、愛のない政略結婚だった。
そして嫁いだ日、持参金目当てだという彼女の夫は、クローディアに告げる。
「政略結婚とはいえ、私は、貴女に幸せになってほしいと思っている」
「どうして謝る。貴女は被害者だろう」
「好きなもの、やりたいことを、
見つけてほしい」
向けられた思いがけない優しさに、戸惑うばかりのクローディアだったが、溢れんばかりの優しさを受け入れるにつれて、その冷え切った心は少しずつ解けていき。
愛する人からの婚約破棄をきっかけに、愛に怯えて生きていた1人の令嬢が、彼女を溺愛する夫に優しく甘やかされて、望みを口にすることを覚え、愛を思い出して幸せになるまでのお話。
◇
毎日更新。5万字程度の中編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 20:23:26
51969文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:14758pt 評価ポイント:10956pt
――とある夜会にて。
「ニコル、おいニコル、どこだ!?」
そう叫びながら会場を徘徊する青年がいた。
彼はこの国の王太子。今日も今日とて愛人のニコルをエスコートし、それだけではなく婚約者である公爵令嬢ユーフェミアを断罪して婚約破棄するつもりだったのだが、ニコルの姿がどこにも見当たらなくて困っていたのだ。
そんな彼の前にユーフェミアは姿を現し、口元に静かな笑みを浮かべると、こう言った。
「婚約破棄なさりたいようですが、貴方の『真実の愛』のお相手はいらっしゃいませんわ、殿下
」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 20:00:00
3800文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:4396pt 評価ポイント:4058pt
「私と結婚してほしい」真っ直ぐな飾り気のない求婚は、自分の犯した罪深さを思い知らせるものだった。この人の厚い胸に飛び込んで、助けて、と言えたのなら、きっと彼は叶えてくれるだろう。__全てを知らず。
いわゆる令嬢として育ってきたキルシェだが、利発さが災いし、父に疎まれ虐げられてきた半生だった。
そんな彼女が厳しい父に反対されることもなく帝都の大学に在籍することができたのは、父にとって体の良い追放処置だから。ある日、担当教官からとある学生の指導を頼まれた。志を持って暇をもらい、
学を修めている青年龍騎士のリュディガーである。
ふたりはやがて心を通わせ合うが、絶対的な父の影がちらつくキルシェは多くを明かさないまま、リュディガーの前から消えた。
しかし、ふたりの物語はそこで終わりにはならなかった__。
相思相愛からの失意。からの__制約が多く全てを明かせない訳ありの追放令嬢と、志を抱いた愚直な騎士が紡ぐ恋物語。
※他サイト様にも連載中
※「【完結】わするるもの ~龍の騎士団と片翼族と神子令嬢~」と同じ世界観で、より前の時代の話ですが、こちらだけでもお楽しみいただける構成となっております。
_______
週3話〜4話更新していきます(主に平日、稀に休日)
ブクマありがとうございます! 評価、感想などお気軽にどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 11:21:26
742930文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:834pt 評価ポイント:380pt
15歳の侯爵令嬢ミルティアは恋がしたいお年頃。
政略結婚どんとこい。どうせ結婚するなら仲良くしたいし恋愛したい。婚約者で恋人なんて最高じゃない。
なのに何故かミルティアには婚約者がいない。
お父様に詰め寄ってもどこ吹く風ですぐに話を逸らされてしまう。
もうこうなったら婚活よ!!
そんなミルティアには幼馴染がいた。
『ヒュー兄様』こと、ヒュードリアム王太子殿下だ。
最終更新:2023-01-06 09:18:25
8735文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:302pt 評価ポイント:240pt
どうやら天界の不手際で死んでしまったらしい。じゃあ転生チート貰えるんじゃね!? 異世界で無双してモテモテになるぜ!
神の遣いにごり押しして異世界に転生させてもらった少年は、自分のステータスを見て衝撃を受ける。「お、お、女になってるーー!?」
チートは貰ったものの、世の中そう上手くはいかない。前世でアホの二つ名をつけられていた中の人と、伯爵家令嬢としての教育のおかげで、お嬢様言葉のアホ男子(性別は女)が爆誕してしまった。しかも八歳で両親は亡くなり強欲な叔父に政略結婚させられそう
になる。果たしてシャルロッテお嬢様は夢のハーレムライフに辿り着けるのか――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 02:04:24
163788文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:370pt 評価ポイント:190pt
作:やまだ ごんた
ヒューマンドラマ
短編
N9925HZ
デビュタントを三か月後に控えた15歳の伯爵令嬢セオドシアは、父から結婚が決まったと聞かされた。
名門だが斜陽貴族のカニング家に求婚したのは、宮廷貴族のダーリントン伯爵家の子息で、仕事に没頭して婚期を逃した27歳のマークス公子だった。
貴族の結婚に愛情などなく政略結婚が当たり前と言い聞かされて育ったセオドシアにとって、不器用だが誠実そうなマークスは良い夫となると思われた。
しかし、結婚生活は思っていたものとは違う姿になっていく。
最終更新:2023-01-02 14:40:43
7541文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:716pt 評価ポイント:684pt
「世間では女を花、男を蜜蜂に例えるけど、ミロスは逆よ。彼の周りに女が集まってくるの。彼から溢れ出る甘い蜜の香りで、頭がおかしくなっちゃうのよ」(本文より抜粋)
天性の女たらしにして、人間の本性をえぐり出す画家、ミロスラヴ。肖像画家として活躍する一方で、彼には秘密の顔があった。そんな限りなく不道徳で魅力的なミロスラヴに、パトロネスとして人生を捧げた一人の女の物語。
※「パトロネス」……芸術家に金銭的援助をする人(パトロンの女性形)
※「エブリスタ」「小説家になろう」に同
時掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 16:05:24
178168文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:846pt 評価ポイント:562pt
作:わかつきひかる
異世界[恋愛]
完結済
N6686HZ
公爵令嬢のフィオナは、余命30日と宣告された。その瞬間、堅物地味冷静令嬢フィオナの中で、何かが弾けた。コルセットを外した。仮面みたいな化粧をやめた。舞踏会よりケガした庶民の救助を優先した。破談にしてくださいと頼みこんだ。
なのにフィオナの評判は爆上がりで、婚約者がなついてきて困惑中。殿下、あなたは冷酷王子のはずでは?「私は君を愛さない。私が愛するのは完璧な王妃だ」と言っていたのではなかったですか?前後編です。
最終更新:2022-12-26 21:03:34
7750文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:9712pt 評価ポイント:8288pt
自身の誕生日パーティーで出逢った一つ年下の伯爵令嬢に一目惚れをした侯爵家嫡男、ルパート。
無事に婚約関係となり、日に日にルパートの溺愛は進んでいく。お互いに気持ちを確かめあいながら成長し楽しい学園生活が待っている、と思いきや何やら婚約者の様子がおかしいようで……。
最終更新:2022-12-22 21:19:51
14449文字
会話率:73%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:276pt 評価ポイント:222pt
カナン王国の才女、淑女の鏡と呼ばれる公爵令嬢リーリエ・アシュレイは、戦争回避のため隣国アルカナ王国へ人質として嫁ぐ。
リーリエは結婚した日、結婚相手である『死神王子』と揶揄されるテオドールから、
『俺と馴れ合おうとするな、あとは好きにしろ』
と冷たくあしらわれる。
だが、リーリエは微笑むのだ。
『では、そのようにいたします』
淑女の仮面を脱ぎ捨てた転生令嬢は、"破滅"を回避するために今日も"好きにしろ"を拡大解釈しまくり無双する。
『だって、せっかく推しに会えたん
だもの。全力で愛でるしかないでしょう!』
他サイトエブリスタ、Berry’s cafeで連載中
エブリスタでの実績。
2022.8.12〜連載開始
2022.9.24現在、
トレンドランキングファンタジー部門2位
人気ランキングファンタジー部門最高8位
65000PV超え折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 19:28:46
369152文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:6604pt 評価ポイント:3882pt
ルビナにはディートと言う婚約者がいる。お互い子爵家で年も同じ。
政略結婚と言うわけでもなく、隣の領地で親同士も良い関係。お互いの領地の発展にもなるだろうしという事で決まった婚約だった。知らない人と結婚するよりも幸せだとルビナは思っていた。
ある日ルビナとディートは街歩きをしていた。ディートと同じクラスで最近仲がいいパトリシアと言う令嬢と偶然会う。
お話中に邪魔してはいけないと、店内を見ていたらディートもパトリシアも居なかった。
ルビナは置き去りにされ、店の
人の好意で家に送ってもらう事になる。
その後思い出したかのように、ディートはルビナを迎えにきたら既に帰った後で……
次の日ディートは登校してきたルビナに暴言を吐く。
“犬の方が大人しく待っていられる。忠誠心がない……”
ルビナは犬以下と言われ婚約の解消を求めることに。置いてかれていたルビナを見ていた店のオーナーに興味を持たれる事になる。
全100話で完結となります。アルファポリスさんでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 15:00:00
203638文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:10790pt 評価ポイント:7092pt
売れないシンガー「畠中紗江」は朝目覚めると公爵令嬢「サーシャ」に転生していた。
そこはザイと言われる異能が人間の価値を決める世界。
転生先の公爵家は望んだザイを持った子供を確実に排出してきたトップブリーダーだった。
しかしサーシャが授かったザイは「歌魔法」という誰も知らないザイであった。
そのため生家では存在を秘匿され迫害され奴隷以下の生活を強いられる事となった。
しかし持ち前のポジティブな性格とその歌で味方を作り苦界を生き抜いていた。
そんな中、政略結婚の話が持ち上がった。
婚家は悪名高き辺境伯!
しゃーなし! どんな環境でも歌うしかない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 18:00:00
214707文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:3620pt 評価ポイント:2564pt
ジョージ・シーモア公爵は、エリン・チャーチ伯爵令嬢と結婚した。
没落寸前のシーモア公爵家への援助と引き換えの、純然たる政略結婚。しかも本来婚約していたのはエリンの姉のアレクサンドラのはずで、結婚直前に一方的に花嫁の変更を申し渡されるという、公爵家としては屈辱的な婚姻だった。しかも、ジョージには幼馴染の恋人がいる。
ジョージは、エリンにこう言った。
「私には他に愛する人がいる。君を真実の妻にはできない。申し訳ないが、君とは白い結婚となる」
「私の愛と子が与えられることだけは、
期待するな」
すると――エリンは平然とこう返したのだ。
「あら、そう。それは渡りに船だわ」
エリンもこの強引な結婚には不満があったのだ。
その日から、エリンによる公爵家の改革が始まる――
これは、没落寸前ボンクラ公爵と、元女優の伯爵家庶子による、復讐の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 07:00:00
57486文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:41574pt 評価ポイント:33468pt
忌み子として生まれ孤独に過ごしてきた令嬢リーリアは、天空の侯爵と婚姻を結ぶことに。
それは悲しい政略結婚と言われていた――が!?
価値観の違う新天地ではじまるスローライフ。
ただし婚約は破棄され、花婿は逃亡中!
・カクヨムさんにも掲載しています。
最終更新:2022-12-10 12:00:00
103539文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:904pt 評価ポイント:696pt
アリス・ラプソディ伯爵令嬢は、政略結婚によってルーカス・ジェニュイン公爵と結婚した。
ルーカスは、式の寸前で「君を愛する気はない」とアリスに話した。
二年がたち、夫婦として最低限以上の事をしないでいた。
アリスは、ルーカスを愛していたがルーカスがアリスをどう思っているか自信を持てずにいた。
そんな時、ひょんなことからルーカスに愛人がいる噂を聞き動揺するアリス。
彼女は、動揺したままルーカスの部屋を訪れ彼の日記を自室へと持ってきてしまう。
そこに書かれていたのは、
結婚当初のルーカスの発言とは全く違う内容だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 14:47:01
8513文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:350pt 評価ポイント:296pt
「レックス・ファーラン。貴様を断罪する!!」
王子の婚約発表の日。そう言われた。
なんと罪状は『婚約者をいじめた罪』
……あれ?おかしくない。
貴方の婚約者は私ですよね?
ついでに言うと隣りで泣いてるお方が私をいじめてましたよ?
「俺の婚約者だからといい気になっていたようだな。貴様のような女と婚約していたなど王家の恥だ」
婚約を申し込んだのはそちらですよ。
公爵家の中で最も財と権力を持つファーラン家を手に入れようとした政略結婚。
とは言っても、王家の権力を駆使した一方的な
婚約。
「レックスさん。私が平民出身でハティ様と仲良くするのが許せなかったんですよね?」
いいえ。全くそんなことありません。
王子が私を好きでないように、私も王子が好きではなかったので。
王家は国そのものと言っても過言ではない。
断ることは出来ずに親の言葉に従っただけ。
それが“今の私”
不運にも事故で死んだ私は『どきどき!メモリー♡』のモブキャラ、レックス・ファーランに転生していた。
ヒロインでもあるリン・シナーにいじめられた挙句、言われのない罪で断罪決定!?
死亡ルートを回避するために、攻略キャラ達と関わらないように、設定通り地味に生きていくので関わらないで下さい!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 22:58:08
157121文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:1738pt 評価ポイント:692pt
グレイス・ターナーは「亡国の聖花(せいか)」という小説において、ヒロインを虐めて陥れる悪女だった。
しかし実を言うとそれは、夫、リアム・クレスウェルに仕組まれたもの。
しかもこのリアムは、ありとあらゆる事件を裏で誘発させ人々を操り、破滅へと追いやったラスボスなのだ。
その情報が知られ始めるのは、小説の最後の最後。つまり、それまで、リアムは人々に愛され、同時に人々を慈しみ分け隔てなく施しを与える、聖人公爵として誉めそやされる。
そして当のグレイス自身も、リアムに心酔したために道
を外れた愚か者の一人だった。
絶対に破滅したくないグレイスは、とにかくリアムには関わらないでおこうと開かれる夜会で彼を避け続ける。しかしそれを理由に逆に目をつけられ、挙句前世の記憶を思い出した影響か、魔力を全て弾く代わりに魔力の使えない特殊な体質になってしまったことを知られてしまったのだ!
魔術が使えない貴族令嬢など、迫害の対象だ。
婚約者になれば口外しない、と半ば脅される形で小説より一年早く婚約させられてしまったグレイスは、ならばせめて彼のラスボスフラグをへし折ろうと動き始める――
「私が、あなたを好きになることは絶対にありません。あなたが、私を好きになることが絶対にないように」
「それはつまり、わたしがあなたを好きになれば、あなたもわたしを好きになってくださる、ということでしょうか」
これは死亡フラグをへし折りたい訳あり令嬢と、彼女を囲い込んで落としたいラスボス(予定)な公爵様の攻防戦。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 19:00:00
139877文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:37370pt 評価ポイント:26558pt
二足歩行の猫。
それは、この国に住む人なら、誰でも知っている昔話。
(私の政略結婚予定の騎士様が、二足歩行の猫になって帰ってきてしまいました!!)
『無茶するな。周囲にいらぬ心配をかけているぞ』
『かすり傷まで治す必要はないだろう。……君はほんとに加減を知らない』
『リーナ。……家で大人しくしていろ。……倒れてばかりじゃないか。……迷惑なんだ』
素直になれないツンデレ溺愛騎士様と、困った人を放っておけない純真残念令嬢の、ファンタジーラブコメ。
最終更新:2022-11-30 17:41:37
33508文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:2162pt 評価ポイント:1136pt
エレオノール・セヴランは公爵令嬢。しかし妾の子で、母は幼い頃に亡くなった。それ以降誰からも愛されることなく別邸に閉じ込められた彼女は、しかしいつか政略結婚をさせるためだけに生かされていた。病弱なので外には出さないとの嘘で別邸に押込められた彼女だが、その間当然良い家に嫁がせるため充分な教育を受けた。しかし少しでも失敗するとすぐに、傷が見えないよう背中に鞭や杖が飛んでくる。恐怖しかなかった。また、母に似て可愛らしい顔立ちだったため見た目も磨き上げられた。だが、ちょっとでも家庭教師
が付けた傷以外に傷が出来ると罵倒される。苦痛だった。
そんな中で、セヴラン公爵が亡くなった。幼い頃に可愛がってくれた兄が爵位を継いだらしい。あの兄は、自分のことを覚えていてくれるだろうか。一目でいいから、政略結婚でここから離れる前に会いたい。あの頃妾の子であった自分を可愛がってくれたことを感謝していると伝えたい。そう願っていたエレオノールに、いつも虐めてくるメイドが顔色を悪くしながら言った。
「お兄様がお呼びです」
ここから、エレオノールの物語は始まる。これは、本来なら恵まれた生まれのはずなのにかなり不遇な少女が、今度こそ周囲の人々に恵まれて幸せを掴むお話。または、そんな彼女を溺愛する兄のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 16:00:00
120408文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:6472pt 評価ポイント:3184pt
作:ROUSHI
異世界[恋愛]
完結済
N5078HY
『なんか、しっくりこないんだよね、君』
そんな投げやりな一言で婚約破棄されてしまったユーリシア。
男爵家の令嬢として生まれた彼女は、幼い頃より政略結婚の道具として育てられてきた。
聖女という肩書を得たのもそのためだ。
しかし、聖女は生涯で一度しか結婚できないという仕来りがある。
結婚道具としての価値を失ったユーリシアは、実家に戻るわけにもいかず、公園で途方にくれていた。
「……じゃあもう、行きたかったところに行くか~!」
たっぷり3時間ほど公園で落ち込んだ
あと、彼女はもう好きに生きようと決意する。
向かった先は、海が見える港町。
本の中でしか見たことがなかった海をこの目で見たいと思っての行動だった。
そこでユーリシアは、宮廷魔術師として成長していた幼なじみのアランと再開する。
互いに、望まぬ身分を求められたユーリシアとアラン。
ただそれよりも前の、本来の自分で接することができる二人の関係。
それは二人にとって、夢のような時間だった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 12:29:01
15236文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:11554pt 評価ポイント:10040pt
作:秦 朱音(はた あかね)
異世界[恋愛]
完結済
N1321HY
「まずは……手を繋いでもいいだろうか?」
「……何を言ってるんです?」
マリネット・ザカリー伯爵令嬢は、社交界にも姿を現さない引きこもり。政略結婚はお断り、手に職付けて安定したおひとりさま老後を送ることがマリネットの目標。
日々の努力が実り、マリネットは若き国王陛下(5歳)の教育係に抜擢される。しかし、同じく国王陛下に仕える騎士は、ザカリー侯爵家の宿敵であるヴェルナー家のラルフ・ヴェルナーだった。
毎日ケンカばかりのマリネットとラルフに、若き国王陛下は悶絶級の可愛さで言
った。
「ケンカしたらダメでしょ! 仲良くしてください!」
国王陛下が可愛すぎて二人は陛下の命令を断れない。手を繋ぐ練習をしようと迫ってくるラルフに、マリネットはびっくり! しかもマリネットには男性とは仲良くできない深い事情があって――
過去のトラウマからおひとりさまで生きていくことを決意していた主人公が、国王陛下の無邪気なお願いをきっかけに、幸せを掴むまでのストーリーです。
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 18:26:32
101300文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
『アラサー令嬢は嫁がない』https://ncode.syosetu.com/n3924hy/ の国王視点。儂の可愛い息子のケインは第一王子という窮屈な生活をさせたせいで笑顔のない少年になってしまった。本当に申し訳ない。そして結婚ももちろん自由ではない。政略結婚として婚約者はルナ公爵令嬢に決まった。全てが国のために奉仕せねばならない人生、ケインからあの可愛らしい笑顔が奪われてしまうことに忸怩たる思いじゃった。しかし、しばらくルナ公爵令嬢と交流するうちに、徐々にケインは笑顔を見
せるようになってきた。そして、時にはどうすれば女性が喜ぶのか、プレゼントは何が良いのかなど。そして、ルナ公爵令嬢がいかに素晴らしい女性かを聞かせてくれるようになったのじゃ。おお、神様、なんという幸運を与えてくれたのじゃ。ルナ公爵令嬢は華美を嫌い、自分のことは自分でし、下手ながらも料理も作ってくれるし、下手だと分かってからは猛練習をしてケインにお菓子をくれたりした。あの喜びよう。どれほどケインがルナ公爵令嬢にベタ惚れしているか、この父にはよく分かる。じゃが、なかなか仲が進展せんの! 結婚さえしてくれた王位なんか禅譲するから、早くくっつけ! という国王視点の物語になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 14:01:27
4124文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:1192pt 評価ポイント:1046pt
ニサップ王国での王太子誕生祭にて、前代未聞の事件が起こった。王太子が婚約者である公爵令嬢に婚約破棄を突き付けたのだ。そして新たに男爵令嬢と婚約する目論見だ。しかし、そう上手くはいかなかった。
この事件はナルフェック王国でも話題になった。ナルフェック王国の男爵令嬢クリスティーヌはこの事件を知り、自分は絶対に身分不相応の相手との結婚を夢見たりしないと決心する。タルド家の為、領民の為に行動するクリスティーヌ。そんな彼女が、自分にとっての本当の幸せを見つける物語。
最終更新:2022-11-26 12:00:00
146595文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
ミュルンハルト王国騎士団長であるアルヴィスには忘れられない女性がいる。それはまだ若い頃に付き合っていた貴族令嬢のことだ。政略結婚で隣国へと嫁いでしまった彼女のことを忘れられなくて今も独り身でいる。そんな中で彼女から最後に送られた手紙を読み返した。その手紙の意味をアルヴィスは今も知らない。◇アルファポリスでも掲載してあります。
最終更新:2022-11-25 20:14:10
1925文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:206pt 評価ポイント:190pt
作:かべうち右近
異世界[恋愛]
完結済
N9772HX
「結局、原作に抗うことなんてできなかったのよ」
小説『落ち行く花たち』の世界の回想にしか出てこない脇役令嬢に転生したポーラは、彼女の執事クレイヴの悲惨な最期を避けるため努力してきた。しかし、彼女のあがきも虚しく原作通りにクレイヴに別れを告げられてしまい、結局彼女は原作にあらがうことなどできなかったのだ。
そうして、平凡な伯爵令嬢であるポーラには、平凡な政略結婚が待ち構えていたのだが…?
※※以前、短編で出した同タイトルの小説の続編になります。第一話は短編と同じ内容ですが、ご
容赦ください。
5~7話程度の短期連載になる見込みです。
よろしくお願いいたします!
※※この小説は、アルファポリスと小説家になろう同時投稿です。
====【11/14追記】====
次回は11月15日16:00に「有能な元執事は婚約者に結婚延期を望まれる」を更新予定です。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 15:00:00
38233文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
密かに育てていた魔法の種が実った日、貴族令嬢エメリーヌはジャゾンから婚約破棄を告げられた。政略結婚の成立を切望していた実家は大いに怒り、エメリーヌは追放される。こっそり魔法を習っていたことも怒りに火を注いだ。わずかな荷物を手にエメリーヌは導きのまま旅にでる。
エメリーヌは魔法嫌いの家人の目を盗んで風魔法の習得に励んでいた。夢のお告げに似た何かに突き動かされるまま魔法の腕を磨き、魔法の種を育て『鏡のカケラ』と呼ばれる宝珠を手に入れた。
青い湖のほとりで白い鹿に逢わなくては。
忘れさせられていた記憶が時々ひらめく。
幼い頃に出逢った囚われの王子との約束を果たすため、エメリーヌは邪悪な魔女と対峙する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 12:04:00
8594文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:444pt 評価ポイント:384pt
「君を愛する事は出来ない――――が、心はともかく、君のお腹は満足させよう、絶対に!」
『人形令嬢』アリーシャは困惑した。それはもう大いに戸惑った。
何故なら、夫となるべき男がそんな事をのたまったからだ。
無機質・無表情・無感情。心を持たぬ芸術品とあれ、と育てられ、社交界では見世物として畏怖される自分だ。
女として愛されることなど初めから期待していない。これは政略結婚。男女間の恋愛感情などそこに在り得る筈が無い……のに。そも、この旦那様が恋するのは人でなく食べ物
だった。もう一度言う、食べ物だった!
『美食伯』セシル・シュトラウス伯爵。彼は、美味しい物を食する事に己の全てをかける、稀代の変人貴族だったのだ!
「我が血、我が肉と為すこの世の食材全てに、私は敬意を捧げている。それ、すなわち愛だ」
――どうしよう、どうしよう。この伯爵様は変な人だ。もの凄くおかしい人だ!
そうして始まった結婚生活は不可思議そのもの。
見たことも無い料理をたらふく食べさせられ、その薀蓄を語られ、嬉々としてアリーシャに構う伯爵に振り回される。
けれど、そんな日々が『人形』の凍てついた心に確かな変化をもたらして――
これは心を持たぬ人形として躾けられた令嬢が、食べる愉しみと生きる悦びに目覚め、幸せを知る物語。
※前・後編合わせて二編の短編となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 12:07:12
73861文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:1548pt 評価ポイント:1206pt
よくある政略で結ばれた婚姻、その初夜。
花嫁である伯爵令嬢ミリアは、夫となったはずのウォルフガングから「あなたを愛することができない」と告げられる。
なるほど、これは話に聞く他に思いを寄せる人がいるパターンか、あるいはそもそも政略結婚だから受け入れられなかったのか、との思考が頭を巡る。
元々政略での婚約者として最低限の扱いしか受けていなかったのだ、それも仕方ないと改めて諦めの境地に入ったミリアだったのだが、その後ウォルフガングから告げられたのは、予想もしなかったことで……。
最終更新:2022-11-12 06:41:57
11177文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:16738pt 評価ポイント:15238pt
検索結果:706 件